限られた居住スペースの中で、仕事や趣味の時間を充実させるのは難しいと思われがちです。しかし、視点を少し変えて「空間を効率よく使う」ための道具選びをすると、狭い部屋こそが、自分だけの最も集中できる場所に変わります。
「ヨリミチ情報局」では、デスク周りを物理的に拡張するのではなく、今あるスペースを最大限に活かすためのガジェットを研究しました。
デスクの上の「面積」を増やす考え方
多くの人がデスクの狭さに悩む時、より大きな机への買い替えを検討します。しかし、部屋の広さが限られている場合、机を大きくすることは生活動線を圧迫し、結果として部屋全体の快適さを損なうことになりかねません。
ここで大切なのは、机の「面」に置かれているものを、いかにして「浮かせる」か、あるいは「まとめる」かという視点です。
例えば、モニターの脚をなくすだけで、キーボードを使わない時にその下のスペースにノートを広げたり、小物を置いたりすることができるようになります。視覚的な圧迫感も軽減されるため、部屋が広く感じられるという心理的なメリットも生まれます。
入力デバイスを「小さく」して自由度を上げる
テンキー付きのフルサイズキーボードは便利ですが、狭いデスクではマウスの移動範囲を狭めてしまいます。マウスがキーボードにぶつかるたびに位置を直す作業は、一回一回は小さなストレスですが、一日に何度も重なると大きな疲労の原因になります。
あえて「テンキーレス」や「60%サイズ」と呼ばれるコンパクトなキーボードを選ぶことで、マウスを動かせる領域が劇的に広がります。肩の開きも自然な角度になり、長時間の作業でも体が疲れにくくなるという健康面での得も期待できます。
拡張機能は「挟む」ことで解決する
USBハブや飲み物のカップなど、机の上に置くと場所を取るものは、デスクの端に「クランプ(万力)」で固定するタイプが非常に有効です。
机に穴を開けることなく、サイドに収納スペースを付け足すことができます。飲み物をこぼしてパソコンを故障させるリスクも減らせるため、安全面でも優れた選択と言えます。
まとめ:省スペースガジェットで生まれる心の余裕
道具の選び方を少しだけ工夫する「寄り道」は、狭い部屋での生活を驚くほど快適に変えてくれます。
- モニターアームやスタンドで「浮かせる」ことで、机の面を広く保つ
- 入力デバイスを「コンパクト」にして、作業の動線をスムーズにする
- クランプ式ガジェットで、机の「外側」に機能を拡張する
まずは、今あなたのデスクの上で最も場所を取っているものを、どうすれば「浮かせる」ことができるか考えてみてください。その小さな変化が、大きな快適さを生むはずです。

